今回は、損保ジャパンはビッグモーターと癒着している?保証金払い渋りのヤバい実態と入ってはいけない保険ランキング順位を調査!についてお伝えします。
テレビ、ネットニュースで見ない日がないほど、取り上げられている話題といえば、ビッグモーターの不正問題です。
中古車販売会社のビッグモーターは、客の車のタイヤにわざとネジを突き立て、パンクさせ費用を請求したり、事故車両にさらに傷をつけ保険料を不正請求したりと次々に不正が発覚しました。
7/25に社長が記者会見を行いましたが、不正は社員の責任で、経営陣は知らなかったと話し、見事なとかげの尻尾切りとなり、更なる批判を呼んでいます。
損害保険会社は、不正請求に対して、水増し分の返還を要求しています。
損害保険会社は一見被害者に見えましたが、新たな疑惑が浮上します。
それはビッグモーターと損害保険会社の共犯ということです。
事実だとすれば、とんでもないことですね!
そんなビッグモーターと損害保険会社の関係と損害保険会社についてまとめています。
このページで学べること
損保ジャパンはビッグモーターと癒着している?
実は損保ジャパンとビッグモーターは癒着関係にあったのではないかという疑惑があります。
ビッグモーターに37人出向 損保ジャパン、担当部長も 金融庁、報告命令視野https://t.co/Wi3xonsIQw
不正行為を見抜けなかった責任を問う声があり、金融庁は保険業法に基づく報告徴求命令を損保ジャパンに出すことも視野に、運営実態を調べる。
— 産経ニュース (@Sankei_news) July 24, 2023
その根拠として、以下の点が挙げられます。
2011年以降で出向者が37人も!
損保ジャパンからビッグモーターに2011年以降で37人も出向させていました。
その上で損保ジャパンは、出向者は不正を知らなかったとしていますが、これだけの人数がビッグモーターに行っているのですから、何かしらの情報を持っていてもおかしくはありません。
損保ジャパンはビッグモーターの元株主
損保ジャパンは、元々ビッグモーターの株を7%所有していた大株主でした。
その後株式をすべて売却したあとも、ビッグモーターとは親密な関係を続けていて、その関わりは深いです。
損保ジャパンは不正の事実を得ていた
損害保険ジャパンは昨夏の時点で、ビッグモーターに出向させていた社員を通じて「工場長から不正の指示があった」という情報を得ていたようです。
そこで、取引を中止したものの一時取引を再開していました。
相互に客を引き合わせる関係
ビッグモーターと損保ジャパンは、お互いに客を紹介できる立場にありました。
損保ジャパンは「入庫誘導業務」として、ビッグモーターの修理工場を紹介し、ビッグモーターは自動車保険を販売する代理店として、利害関係にありました。
ここまで聞いて、損保ジャパンが事実を知らないことの方があり得ない気がしてきます。
損保ジャパンは、今回の件に対して社外弁護士による調査委員会を設置することを発表しています。
損保ジャパンの保証金払い渋りの実態がヤバい!?
ここまで聞いて、ビッグモーターだけがやばいと思うかもしれませんが、実は損保ジャパンにも隠された事実がありました。
それは、被害者への保険金未払い、担当者の不誠実な対応などです。
もうあの追突事故から1年経つのか…
相手の保険会社が損保ジャパンで対応悪すぎて話にならないから弁護士入れて人身事故に切り替えたんだよね。
相手保険会社の対応次第では人身にもならなかったのに…何が言いたいかと言うと損保ジャパンはクソ pic.twitter.com/4EpfIbPh7t
— ”のりたま”っくいーん🐴 (@noritaMcQueen) July 25, 2023
そして、それを被害者を名乗る人たちが続々と声を上げています。
また、山岸純法律事務所の山岸純弁護士は、損保ジャパンは、比較的、支払が“渋い”というイメージがあると語っています。
とある例では、7年に渡り、損保ジャパンと弁護士を交えた論争をしてきた人もいます。
その例では、修理費の見積もりを出したバイク店に「安くしろ」と言ったり、タクシーの利用代が高すぎると言って支払いを拒否したり、挙句には、休業補填はフリーランスや自営業者には出せないルールになっていないなどの問題行動がありました。
実体験に基づく話で、事実ではあるんでしょうが、いざというときに対応してくれない保険会社には不信感しか湧かないですね。
損保ジャパンは入ってはいけない保険ランキング何位?
入ってはいけない保険ランキングとは、事故対応の悪評、支払いの渋り、苦情件数、保険料が高額、財務状況が悪いなどを評価し、ランキングにしているものです。
損保ジャパンも巨悪です😥 pic.twitter.com/auM4M6qPz3
— べじ (@ko7820002) July 20, 2023
先ほどの例で行くと、全て当てはまっているので、上位に入っているのではないでしょうか。
調べたところ、損保ジャパンは苦情の件数がとても多く、アクサ損害保険、東京海上火災保険株式会社に次いで第3位でした。
加入数が多いだけに苦情も増える傾向にあるかもしれませんが、先ほどの話だと苦情が増えるのも必然だと思いました。
世間の声
世間からは、損保ジャパンが不正を見抜けなかったという発言に対して、不信感が強まっています。
ビッグモーター 昨年3月に内部通報があり、9月には記事になって、損保各社もコメントをだしている。ビッグモーターも損保ジャパンも知らないは通じない。 https://t.co/ZsijPjfmj6
— 渡邉哲也 (@daitojimari) July 25, 2023
ほとんどの人が先ほどのような情報から、損保ジャパンは知りながら、見て見ぬふりをしていたという見解になっているようです。
また、水増し請求された損害保険会社は、損保ジャパンだけでなく、東京海上日動火災保険、三井住友海上火災保険で、その大手3社全てが不正を見抜けなかったという事実に不信感が募っています。
やはり保険の紹介目当てに、不正に目を瞑っていた可能性が高いのではないでしょうか。
ここまでの悪評が広がってしまうと、ビッグモーター、損害保険会社への影響は大きく、取り返しのつかない事態になりそうです。
まとめ
今回は、損保ジャパンはビッグモーターと癒着している?保証金払い渋りのヤバい実態と入ってはいけない保険ランキング順位を調査!についてお伝えしました。
損害保険会社とビッグモーターは利害関係にあり、不正の事実を隠していた可能性が高そうですね。
<ビッグモーター兼重社長>
・経営層は関与していない
・104名の製造現場が勝手にやった
・損保ジャパンも知らないはず
・目標設定が厳しすぎたのかもしれない
・責任を取って辞任しますなるほどその路線でいくのね。
けどそれ、メール、録音のリーク一発で全てひっくり返るけど大丈夫?🤔 pic.twitter.com/oMFHIFn5oL
— Henry (@HighWiz) July 25, 2023
この騒動で、自動車業界、保険業界には激震が走り、かなり影響がでることは間違いないでしょう。
今、ビッグモーターは社員に責任をなすりつけ、保険会社はビッグモーターに責任をなすりつけるという泥沼化となっています。
果たして金融庁などの介入で、どんな真実が明かされるのか目が離せません。